女性向け

柴苓湯

さいれいとう

むくみ炎症着床不育

炎症を鎮める小柴胡湯と水を巡らせる五苓散の合方。むくみや免疫の乱れに。

柴苓湯(さいれいとう)

薬剤師からのコメント

漢方薬房こうのとり

柴苓湯は炎症と水滞が関与する状態に用いられる合方です。妊活領域では補助的に検討されることがありますが、エビデンスと体質の両面から慎重な判断が必要です。必ず専門家にご相談ください。

柴苓湯適応・用途

炎症を鎮めつつ水分代謝を整える処方。妊活では着床や不育に関わる体内環境の調整を目的に検討されることがあります。

向いている方・注意が必要な方

こんな症状・お悩みに

  • むくみやすい
  • 炎症体質を指摘された
  • 体力は中程度

服用に注意が必要な方

  • 著しい虚弱体質

合いやすい体質・証

体力中等度で、みぞおちのつかえ・口の苦み・吐き気に、むくみ・下痢など水分の停滞を伴うタイプに向きます。

服用方法

1日2〜3回、食前(食事の約30分前)または食間(食後2時間ごろ)の空腹時に、水またはぬるま湯で服用するのが基本です。

煎じ薬・エキス剤など剤形により用法・用量が異なります。実際の服用量とタイミングは、体質を確認したうえで薬剤師がご案内します。

副作用について

まれに、体質に合わない場合や長期の服用で、胃部不快感・食欲不振・軟便・発疹などがあらわれることがあります。

まれに、甘草(かんぞう)の作用で、むくみ・血圧上昇・手足のだるさや脱力(低カリウム血症による偽アルドステロン症)があらわれることがあります。

ごくまれに、黄芩(おうごん)などにより間質性肺炎・肝機能障害があらわれることがあります。発熱・から咳・息切れが続く場合は服用を中止してご相談ください。

気になる症状があらわれた場合は服用を中止し、薬剤師または医師にご相談ください。

飲み合わせ・相互作用

他に服用中のお薬・サプリメントがある場合は、飲み合わせを確認しますので必ずお申し出ください。

甘草を含むため、利尿薬(ループ・チアジド系)やグリチルリチン製剤、他の甘草含有漢方と併用すると、偽アルドステロン症・低カリウム血症のリスクが高まります。併用薬は必ずお申し出ください。

小柴胡湯を含む方剤に相当し、インターフェロン製剤との併用は避けます。肝硬変・肝がんのある方では間質性肺炎の報告があり、使用に注意します。

妊娠・授乳中の注意

妊娠中・授乳中の服用は、自己判断を避け、必ず薬剤師または医師にご相談ください。妊娠が判明した際は処方の見直しを行います。

柴苓湯があなたに合うか
専門家に相談してみませんか?

体質によっては柴苓湯が合わない場合もあります。 薬剤師があなたに最適な処方をご提案します。