木通(もくつう)の植物と生薬のイラスト
利水滲湿薬

木通

もくつう

Akebia quinataアケビ科

使用部位つる性の茎
産地日本・中国
性質寒性
帰経心・小腸・膀胱経
主な作用利水通淋・清心火・通経下乳

木通とは

木通はアケビ科アケビなどのつる性の茎を輪切りにして乾燥した生薬です。水の通り道を開いて余分な水分と熱を尿として排出し、経絡の詰まりを通して痛みや巡りの悪さを和らげます。

妊活における木通の役割

妊活では、冷えとむくみが同居し、手足のしびれや月経痛を伴うタイプの「通り」をよくします。当帰四逆加呉茱萸生姜湯では、温める生薬に加えて血と水の通路を開き、末端まで巡らせる役割です。

薬剤師からのコメント

利尿作用があるため、脱水気味の方や尿量が多い方には配合を調整します。同名で流通した別植物(関木通)は腎障害の報告があるため、当薬房では日本薬局方適合のアケビ由来の木通のみを使用します。

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